目標達成のためのシステム思考/デザイン思考(System Design management)

「ビジネスで成功したい」「目標を達成したい」そして「夢を叶えたい」
いくら念じても、それだけで夢をかなえることはできません。

なぜなら夢や目標と言われるもののほとんどが、社会というシステムに働きかけ、それを変える必要があり、それをあなた自身がデザインをしなければならないものだからです。
例えば「野球選手になりたい」「歌手になりたい」という子供の夢が叶うためには、何が必要でしょうか? 子どもたちに尋ねれば、おそらく「自分のスキルを上げる(野球や歌がうまくなる)」と答えるでしょう。
しかし、いくらスキルがあっても、それだけでプロ野球選手や歌手として成功の道ができるわけではありません。職業としてプロ野球選手や歌手になってしかもその道で成功するには、プロ野球機構や芸能事務所、観戦チケットやCDを購入してくれるファンと呼ばれる人たちなど、社会の様々な「システム」に働きかけ、それらを自分が想う方向にいくための設計(デザイン)を一人一人がしなければいけません。
夢を叶えるためには、何千何万の人に働きかける必要がありますが、もちろん一人一人説得することは難しいですし、そもそも他人の行動を直接変えることはできません。
社会をシステムとして捉え、複雑な社会システムを理解し、どうすればこのシステムに働きかけ、動かすことができるのか。そしてそれをどうデザインするのか。
システム思考・デザイン思考にその秘訣があります。

創発・自己組織化

創発・自己組織化のイメージ

イノベーションにも不可欠な創発や自己組織化。「ティール経営」など経営者から強い関心を持たれていますが、マーケティング分野においても、ブームや流行、またいわゆる「空気を創る」というのも自己組織化現象です。

創発や自己組織化の条件は「開放系」「非均衡」「ポジティブ・フィードバック」です。この3つを制御することために不可欠なのが。システム思考やデザイン思考の様々な手法です。

課題解決

課題解決のイメージ

本当の問題点はなにか、夢や目標が叶えられないのは、多くの場合熱意ややる気あるいは心構えの問題ではありません。
「システム思考」で複雑な社会のシステムを紐解き、社会システムや組織を変えるためのレバレッジポイント(てこの支点)を見つける。これができれば課題解決の50%は達成と言われています。

そのうえで「人間中心のデザイン手法」と呼ばれる「デザイン思考」で解決策を設計(デザイン)する。

経営者や組織の管理者はもとより、多くの営業職やコンサルタントが、クライアントの課題解決を行なうにあたり、システム思考/デザイン思考を活用しています。

目標達成

目標達成のイメージ

システム思考のルーツの一つは「サイバネティクス」。もともとはマサチューセッツ工科大学(MIT)で軍事技術として開発され、戦闘機など高速かつ複雑に動く標的に正しく砲弾を当てるための理論でした。(その技術により日本軍の特攻攻撃は無力化されました)
第二次大戦後、この理論や手法はGEを始めとする多くの企業で経営に生かされ、社会の複雑な環境の中で目標を達成する手法として多くの企業や組織で採用されています。

Blog

KJ法とは。デザイン思考やシステム思考との関係

KJ法は、川喜田二郎東京工業大学元教授により考案された問題解決手法です。 1960年代の半ばに発表され、現在でも広く国内外で活用されています。おそらくほとんどの人がその名前を聞いたことがあると思います。データの分類法や整 …

イノベーションのためのブレインストーミング(ブレスト)の正しいやり方・進め方

デザイン思考の手法のひとつにブレインストーミング法(ブレスト)があります。おそらく多くの人が名前を聞いたことがあるし、実際にやったことがある人も多いと思います。 ブレインストーミングとは ブレインストーミングは、アレック …

「人間性尊重型 大家族主義経営」「本庶教授ノーベル賞受賞」そして「自然経営」に共通する課題解決手法

10月2日朝、「本庶佑京都大学教授ノーベル医学賞受賞」のニュースが飛び込んできました。私はそのニュースをスマホで読みながら日比谷に行き、昨日慶應SDMで講演をしていただいた武井浩三ダイヤモンドメディア社長ら自然(じねん) …

「ホラクラシー」「ティール組織」そして「自然経営」をメソドロジー(方法論)から考えてみた。

私も末端で活動させていただいている自然経営研究会を立ち上げた1人である山田裕嗣さんが、「ティール組織」「ホラクラシー」そして「自然経営」という言葉について、整理しまとめられた記事を書かれています。 ティール組織は「世界の …

デザイン思考はd.school(IDEO)方式だけではない

「デザイン思考」「デザインシンキング」というと、IDEOやその創業者であるデビッド・ケリーがスタンフォード大学に開設したd.schoolが有名です。 「デザイン思考」という言葉自体、ここから生まれたというのが定説です。 …

グリーン組織からティール組織へのブレークスルーとは

前回の記事「「ホラクラシー」「ティール組織」を読んでも、これらの経営への移行が難しい理由」で、「ホラクラシー」や「ティール組織」の本には、場の概念がなく、(特にフレデリック・ラルーの考えが)経営論や組織論というより、リー …

「ホラクラシー」「ティール組織」を読んでも、これらの経営への移行が難しい理由

「ホラクラシー」「ティール組織」は変わらずブームの波に乗っていますが、「本を読んでも実際の導入は難しい」という声を聴くことも多くなってきました。 個人的な想いとしては、この現在の流れが大きなうねりとなって社会がより良いも …

「日本的なティール組織」「日本的なホラクラシー経営」の定義とは何か?(後編)

前編では、「日本的なティール組織」「日本的なホラクラシー経営」の定義を「場の創造と活用による経営」とし、「場」とは何かを物理学、そして社会学や哲学の観点からクルト・レヴィン、西田幾多郎の「場の理論」から考察しました。 「 …

最近の投稿

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.